エンパスが自分の育った環境を見つめて気が付くこと

にわとり
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「エンパスさんの本棚」へようこそ

作成者の「にわとり」と申します。

育った環境を客観的に見ることで、エンパスの学びが深まる

もしあなたが自分を「エンパス」ではないかと考えていて、さらに厳しい環境で幼少期を過ごした経験があるならば、学びを深めていく前に、育った環境が自分に与えた影響について知ることも役に立つと思います。

少々重い内容になってしまうかもしれませんが、ご参考になれば幸いです。

エンパスになる原因として、環境的要因説もある

人がエンパスになる原因は様々であり、遺伝的要因に加え、環境的要因も関係しているとされています。

親からの愛情を得るため、もしくは生活するための手段として、親や家族の感情を敏感に察知することを繰り返し、共感力を高めてきた場合があるということです。

ご自身もエンパスであり、ロサンゼルスの医学博士であるジュディス・オルロフさんは著書の中で、自身が診察したエンパスの中にも過酷な幼少時代を送っている人がいたことを記しています。

彼らが健全な子ども時代を送っていれば、正常な精神の防御システムが築かれ、エンパスにはならなかったかもしれない。

ジュディス・オルロフ著 桜田直美訳 「LAの人気精神科医が教える 共感力が高すぎて疲れてしまうがなくなる本」P32より引用

またユング心理学に関連する動画の中にも、環境要因を重視する動画がいくつかあります。

機能不全の家庭で育ったエンパスは、ある事実に突き当たる

自分の中に溜まっていた感情を吐き出す(↓の記事をご参照ください)と、これまで自分や家族にどんなことがあったのか、という客観的事実が自然に整理されていきます。

感情を挟まずに、専門家の先生の言葉や本に書いてある情報などを、素直に受け止められるようになってくるのです。

私の場合は臨床心理士の先生から、私の育った家族が「機能不全家族」であることを教えていただきました。

機能不全家族

(前略)心に深い傷を負ったアダルトチルドレンを生みだす家族などで、親としての機能を果たしていない家族を機能不全家族と呼ぶ。

子どもの頃に体験した親との関係が、大人になったときに強く影響を及ぼし、その子供に対して親と同じようにふるまい、次の世代へ伝播する傾向があるといわれている。

中央法規出版 精神保健福祉用語辞典 P91「機能不全家族」より引用

アダルトチルドレン (adult children;AC 機能不全家族で育ち様々な影響を受けて生きづらさを感じている人)

へるす出版 精神保健福祉援助実習 P95より引用

私は頭の中の大爆発を起こす前は、「不安定な環境で育ってきた」という自覚は無く、

  • ちょっと複雑な環境であったけれども、両親は私を愛してくれているはずだ
  • (どんなに理不尽なことがあっても)私のためを思って一生懸命してくれているのだから、親や家族を憎んではいけない」

と考えていました。

でも、もしあなたが複雑な幼少期を経たエンパスであるなら、事実を客観的に並べてみると、次のような事実に突き当たる場合があります。

大人になりきれていない親に育てられたという事実

このときに学んだ大切なことは、まず、「自分の親は、自分の子どもを深く愛することができるほど、成長できていなかった」という事実です。

基本的に人の事を悪く言いたくないエンパスにとって、これを認めることはとても辛く苦しいことですが、認めたことで少し強くなれます。

このことを教えてくれた本はこちらでした↓

両親は自分たちにできるベストを尽くして、あなたを育てました。

しかし、それは3歳の子供であった彼らにとっては、意味や性質は理解できることではなかったのです。

ジョンブラッドショー著「インナーチャイルド 本当のあなたをとり戻す方法」NHK出版 P128より引用

作家の田房永子さんも同じようなご経験をされており、その時の苦しみを著書でこのように表現されていました↓

田房永子著 「しんどい母から逃げる!!~いったん親のせいにしてみたら案外うまくいった~ 小学館P63より引用
田房永子著 「しんどい母から逃げる!!~いったん親のせいにしてみたら案外うまくいった~ 小学館P67、68より引用

さらに大切なのは、「子どもを愛することができない親から、今でも愛されようとしている自分に気が付く」こと。

このことを教えてくれたのはこちらのマンガ「凪のお暇」と、

私の タイトルマッチの相手は この人じゃ ない

この人の 笑顔が 見たくて すり寄っちゃう 自分だ

コナリミサト著 「凪のお暇」6巻 秋田書店 P144より引用

テレフォン人生相談の、マドモアゼル愛さんの言葉でした。

認めるのは苦しいことですが、その後でずいぶん気持ちが楽になりました

また、自分と自分の親、祖父母の代、親戚にまで目を向けてみると、親が子を支配していたり、子が親の情緒面の面倒をみているという関係が繰り返されていることがわかってきました。

自分自身も大人になりきれていないという事実

そして、大人になりきれていなかった両親に育てられ、自分も充分に成長できていない、そしてそれは当たり前であり、仕方がないということがわかってきます。

親から愛されなかった事実を受け入れられず、大人になってからも他者からの愛情や承認を得ようと躍起になっている「自分の影」にも遭遇します。

そんな幼い自分を認められるようになると、「ではどうすれば良いか」という具体的な課題が見えてきて、目の前のことに集中できるようになってきます。

まとめ

人がエンパスになる原因として環境的要因も関係しており、生活するための手段として共感力を強めた人もいるということを取り上げてみました。

エンパスの影(承認欲求、愛されたい、選んでもらいたいという欲求)にも気づくことができると、ではエンパスとしての「人を愛する能力」を高めるためにはどうすれば良いのか?という発想にシフトできるようになると思います。

エンパスの強みを生かせるような本を集めていくことを、このサイトでは目的としています。

こちらの本もおすすめです!

最後までお読みくださりありがとうございました!

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