「繊細過ぎるエンパスさんだからわかった幸せの法則」エンパス研究家にじのなおみさんの本

エンパスについての勉強を始めるにあたり、最初に出会ったのがこちらの本。

エンパスについての本は海外の翻訳のものも多い中、日本の「エンパス研究家」であるにじのさんの本はとても読みやすいです。

内容は「エンパスの概要」というよりは、「エンパスといっても一人一人個性がある」ということを提唱しているもの。

「繊細過ぎるエンパスさんだからわかった幸せの法則」ってどんな本？

「エンパシー・メソッド」を知り、「繊細力」を磨くための本

「繊細過ぎるエンパスさんだからわかった幸せの法則」は、2024年にフォレスト出版より発行された、にじのなおみさんによる書籍です。

この本を読むことで、著者のにじのさんが提唱している「エンパシー・メソッド」の概要をつかむことができます。

にじのさんの提唱する「エンパシー・メソッド」とは、「エネルギー」についての理解を深めて扱い方を身に付けることで、「繊細力」という才能を磨いていく方法です。

本書でお伝えしたいのは、「繊細さを克服して、生きやすくなろう！」ということではありません。

むしろその逆です。あなたが持っている「繊細さ」という素晴らしい気質を才能に変え、人生最高の自分を見つけるための「繊細力」を磨いていくための方法を記しました。

にじのなおみ著「繊細過ぎるエンパスさんだからわかった幸せの法則」フォレスト出版　はじめにより引用

作者は「エンパス研究家」にじのなおみさん

「繊細過ぎるエンパスさんだからわかった幸せの法則」の著者は、「エンパス研究家」のにじのなおみさん。

にじのなおみ著「繊細過ぎるエンパスさんだからわかった幸せの法則」フォレスト出版　裏表紙裏より引用

アニータ・ムアジャーニ氏のオンラインサロンなどで学び、精神世界の知識やエネルギーについての見解を深め、独自の「エンパシー・メソッド」による講座などを展開しています。

この本の構成

この本は序文と末文のほか、第１章～第５章の本文からで構成されています。全186ページです。

イメージをつかみやすいよう各章のタイトルを下記に引用させていただきます。

はじめに

第１章　「豊かさ」へ導いてくれるエンパシー・メソッド

第２章　美意識を覚醒させて「確信力」を高める

第３章　「繊細力」を輝かせる５つのステップ

第４章　人生は「繊細力」でこんなにうまくいく

第５章　「繊細力」に宿るチカラを感じよう

おわりに

にじのなおみ著「繊細過ぎるエンパスさんだからわかった幸せの法則」フォレスト出版　目次より引用

この本のポイント

基本の「エンパシー・メソッド」が学べる

「エンパシー・メソッド」とは

「繊細力」を磨くにあたり効果的なのが、にじのさんが提唱する「エンパシー・メソッド」。

「エンパシー・メソッド」とは、エンパスと親和性の高いエネルギーの理論を学んで上手に扱う方法を身に付ける手順です。この本では自分のエネルギーについて、

• エネルギーの重さと軽さ(エンパスは軽やかな傾向がある)
• 波長の強さと弱さ(エンパスは、この強さに欠ける人が多い)
• 波長の広さと狭さ(自分の「エネルギーフィールド」を見つけることが大切)
• エネルギー的個性(下記に詳細)

の４つの面から理解していくことをすすめています。

まずはエネルギーの構造を知る

にじのさんはエネルギーの構造について「木」に例えて提唱していらっしゃいます。

にじのなおみ著「繊細過ぎるエンパスさんだからわかった幸せの法則」フォレスト出版　P91より引用

• 土壌(ベース・エネルギー)・・・重要な、土台となるエネルギー。さらに「整」「優」「巡」「爽」というフィールドに分けて考えられる
• 幹(アライメント・エネルギー)・・・エネルギーのバランスを取り、エネルギー的世界と物質的世界をつなぐ
• 実(スパイス・エネルギー)・・・エネルギーの結晶体、現実世界における創造

私はどの傾向がある？エンパス・エネルギータイプを知る

ベース・エネルギーが整ったら、自分のエネルギーを知ることをにじのさんはおすすめしています。

この本の第３章では、自分のエンパス・エネルギータイプを知る診断テストが紹介されていて、QRコードから読み込んで実施できます。

火・土・水・風のエレメントのうち、この診断テストで割合の多かったものが自分のエネルギータイプとなります。

にじのなおみ著「繊細過ぎるエンパスさんだからわかった幸せの法則」フォレスト出版　P31より引用

本書ではこのエネルギータイプごとの「繊細力」の伸ばし方も解説されていす。

「美意識」を覚醒させて「確信力」を高める

上記のように一人一人違った個性を持つエンパスが「繊細力」を高めるためには、自分のエネルギーについて深く知ることが重要です。

そのためには自分のエネルギーの個性と、自分の「美意識」を一致させていくことが必要であるとにじのさんはいいます。

自分の「美意識」と一致する生活を続けていくことで、自分に「確信力」が生まれ、この確信力を積み重ねることが、現実を動かす力となっていくそうです。

読んでみての感想

やさしい言葉で書かれていて、イラストも多くとても読みやすいです。

タイトルはエンパスの概要について書かれているような雰囲気ですが、内容は初心者向けというよりは、もっとぐぐっとエンパスの世界に踏み込んでいるという印象です。

画期的なのがやはりエネルギー的個性を作り出す４つのエレメント。

火・土・水・風。一言で「エンパス」と言っても、それぞれ特徴がかなり異なるということがわかりました。

この本ではそれぞれのエレメント特徴だけでなく、美意識の持ち方やお金の使い方、エネルギーの広げ方、さらには浄化の方法などの違いについても説明されています。

いちど自分の主要なエレメントを知っておくことは、日々の生活にとても役に立つと思われます。

私は自分がエンパスであると知る前から、「エネルギーが弱い」ということを感じていて、特に子育て中に子供にエネルギーを注がなければならない場面でとても苦労しました。

この本では「エネルギーを強くする方法」についてエネルギーの理論から教えてくださっているのがとてもありがたいです！

まずは自分のエネルギーフィールド。私の場合はそんなに広くなくて、まずは自分の家だと思うので、そこを快適にしていくこと。

そして、ベースエネルギーを強くするための方法「整」「優」「巡」「爽」=「睡眠」「本音」「運動」「思考の整理」を、コツコツ、意識して行っていきたいです。

繊細すぎるエンパスさんだからわかった幸せの法則 [ にじの なおみ ]

最後までお読みくださりありがとうございました！