MEGUMIさんの本「心に効く美容」の内容と感想。身体から、健やかな心を作る！

私は今までずっと、

という「心＞外見」という考えを持っていたのですが、この本を読んで変わりました。

外見も中身も、つながっている。

心を強くする方法として、「美容」という手もあったのか！

今日ご紹介するのはMEGUMIさん著「心に効く美容」です。

「心に効く美容」ってどんな本？

MEGUMIさん流！心のためにできる、外側からのアプローチを集めた本

「心に効く美容」は、2024年5月に講談社より第一刷が発行された、MEGUMIさんによる書籍です。

MEGUMIさんは、これまでの芸能界の荒波を生きてきた経験から、心が弱っているときにこそ、心の外側からのアプローチ(運動、スキンケア、瞑想、鍼やマッサージ、カウンセリングなど)を試してみてほしいとMEGUMIさんはいいます。

私が美容をやるのは、

肌がキレイになって心が強くなったから。

心をケアするために

美容をやってると言っても

過言じゃないんです。

MEGUMI著「心に効く美容」　株式会社講談社　P36より引用　

MEGUMIさんの著書といえば、発行部数が60万部を突破したという前作↓

2023年に発行された「キレイはこれでつくれます」を連想される方も多いのではないかと思います。

↑の本はMEGUMIさんがおよそ１０年間にわたって試した沢山の美容法の中で、特におすすめのアイテムややり方を紹介されている本です。

いっぽう、「心に効く美容」はメンタルの方により焦点を当てたもの。

この本では、様々な専門家の皆さんに　教えていただいたことを、ひたすら試し、

これは聞いたと感じた　「心に効く美容法」を紹介しています。

MEGUMI著「心に効く美容」　株式会社講談社　「はじめに」より引用

MEGUMIさんが試した美容法の中でも、「心」に効いたアイテムややり方が紹介されています。

著者はMEGUMIさん

この本の著者は、俳優・タレントのMEGUMIさん。1981年生まれで、雑誌やテレビ番組のほか、カフェの経営や映像のプロデュースなど多方面で活躍されています。

MEGUMI著　「心に効く美容」株式会社講談社　巻末プロフィールより引用

「心に効く美容」の構成

この本は序文と末文の他、第１～５章の本文で構成されています。全186ページです。

イメージをつかみやすいよう各章のタイトルを下記に引用させていただきます。

第１章　自分の弱さと痛みを知ろう

第２章　美肌は心を強くする

第３章　体へのアプローチで心が変わる

INTERVIEW　「弱いまま、強くなる」

第４章　心の危機への対処法

第５章　人生にテーマとヒーローを持つ

MEGUMI著　「心に効く美容」株式会社講談社　目次より引用

メディアでは「強い女性」という印象を持たれることが多いというMEGUMIさん。

しかし実際は自分の感情に揺さぶられることが多く、その都度色々なことを試しながら対処されているそうです。

第１章では、MEGUMIさんが考える「心」についてのお話

第２章、第３章では、具体的な「心」に効く美肌と身体へのアプローチ方法

第４章では、MEGUMIさんがおすすめする「本当に辛い時」の対処法

第５章には、女性がよりポジティブに輝ける方法について書かれています。

その他、一人息子さんが留学した際のエピソードや、

大きな別れに伴う葛藤(はっきりと理由を書かれてはいませんが、一昨年のご自身の離婚を指しているものと思われます。)についても赤裸々に答えている

インタビュー「弱いまま、強くなる」も掲載されています。

この本のポイント

自分の感情と向き合わずにいると、必ず顔に出る

たくさんの美容を通して分かってきたのは、どんなに肌がキレイになっても、心に膿がたまったままでは本当の美しさにたどり着けないということ。まずは自分の心に寄り添ったケアで感情ごといたわる必要があると感じています。

MEGUMI著　「心に効く美容」株式会社講談社　P16より引用

忙しくて自分の心や体を顧みることができない状態で走り続けていたMEGUMIさんが実感しているのは、３５歳ぐらいを過ぎると心の状態が必ず顔に透け出てきてしまうこと。

大人になると誰も自分の感情に気づいていたわってくれる人はいないので、「自分の感情のたづなを自分でひく」ことが大切になってくるといいます。

MEGUMIさんはついついネガティブになってしまう思考癖があるそうで、

そんな毎回出てくる感情を、まずは少しずつ明確にしてあげることが一歩。そしてクセが出てきたら「また出てきたね、でもいらないよ！バイバ～イ」とその感情を手放すイメージを持つこと。このトレーニングを何度もすることで、自分から離れていかない悩みや不安感が不思議と薄まっていきます。

MEGUMI著　「心に効く美容」株式会社講談社　P30より引用

そして、落ち込んだ時こそ、心の外側からのアプローチで自分をいたわってあげてほしいとMEGUMIさんはいいます。

自己肯定感を上げる美容法

「肌に自信がある女性は、女性全体平均よりも自己肯定感が高い」という調査結果を知ったMEGUMIさんは、「肌の調子がいいと心が前向きになる」というすでにご自身が持っていた感覚がその通りだったと確信したそうです。

この本の第２章では、

• 発汗クレンジングバーム
• クレイパック
• ほうれい線を薄くするポーズ
• 髪の毛のケア方法

などなど、手軽にできる美容法やMEGUMIさんが実際に使っている商品が紹介されています。

身体を動かすことによる心へのアプローチ

身体を動かしたり労ったりすると　心が上向く

意思の力じゃなくて　身体を動かすことで

心をケアするんですよ。

MEGUMI著　「心に効く美容」株式会社講談社　P30より引用

この本の第３章では、

• 不安やイライラを「背中」から和らげる方法
• ネガティブには体を温めて対処する
• ヘッドスクラブで頭をスッキリさせる
• 感情に効くハーブ
• 香水でリフレッシュ

などなどが紹介されています。

人生にテーマとヒーローを持つことのすすめ

メンタルケアの先生に教えてもらって、なるほどな！と思ったのが、方向性に迷ったとき、「人生に絶対的なテーマがあれば、間違えることはない」ことです。

MEGUMI著　「心に効く美容」株式会社講談社　P165より引用

MEGUMIさんご自身が掲げたテーマは、「女性であることを最大限に経験し、それを伝え、世の中の女性を幸せにする」というものなのだそうです！

読んでみての感想

最近、アラフォーである夫と私の間で良く話題にのぼっているのが、

やっぱり「容姿の変化」(´ー｀)

両者とも特に、髪の毛と肌に変化を感じ始めています。

そんな時に夫が中田あっちゃんのYouTube動画で前作「キレイはこれでつくれます」の紹介を見つけ、私が本を購入。

私たちはその美容法の一部を生活に取り入れるようになりました（夫婦間では「MEGUMI先生」と呼んでいます笑)。

とても美しい俳優・タレントさんですが、一度自分の容姿に絶望感を感じてそこから奮闘したという過去のご経験があることや、ご自身を「ガサツだから」と分析し、自分に合うものを無理なく継続できる工夫をしていること、

とにかく沢山試してみて自分に合うものを見つける！と地道に努力されているところに魅力を感じました。

あとは、とにかくこの本の写真のMEGUMIさんが素敵だからというのもあって、書いてあるものを試してみたくなります(笑)

MEGUMI著「心に効く美容」　株式会社講談社　P121より引用

そして人生のテーマについて、私も真剣に考えたいと思いました。

頭の中の大爆発を起こしてから、私は特に自分の「心」に直接アプローチすることばかりにこだわっていました。

「内面が外面に現れる」とずっと思っていたのですが（それはそれで真理であろうと今でも思ってはいるのですが）、

この本を読んで自分にもできそうなことをいくつか実践してみたことで、「体の外側に丁寧に手をかけてあげることで内面も改善されていく、という新たな発見がありました。

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