小5の娘が「学校に行きたくない」と言ったときに、母がおこなって効果があったこと

「母」を知り、より幸せな「母」になることをテーマとした「にわとり印のごきげんブログ」

作成者のNikoです。

小5の長女が珍しく「学校に行きたくない」

親が「とことん話を聞く」「共感する」ことが大切。でも・・・

我が家では、私が3人の子どもを順番に寝かしつけるのですが、

昨日最初に寝室に入った小5の長女が、珍しく

長女
長女

明日学校行きたくない(涙)

と言いました。

私

一体何があったの?

聞くと、最近クラスがひどく荒れているとのこと。

クラスメイトが授業中におしゃべりをしたり、ひどいときは席を立ったりしてめっちゃうるさいんだよ。

先生や学級委員や女子が何人か注意しているが聞かない、とのことです。

娘としては学校には伝えてほしくないそう。

こんなとき、あなたならどうしますか?

どこかの専門家の人
どこかの専門家の人

まずは共感しながら、とことん娘の話を聞いてあげましょう

が、おそらく正解です。でも・・・

「共感」できないときは、親が自分の心をなだめるのが先

「共感」が大事。

・・・頭ではわかっているんです・・・

でも、共感して優しくなぐさめることが、すぐにできない

幼い頃にほとんど母から「共感」してもらえなかった傷をいまだに引きずり、

「共感」が大事だとあれほど頭では理解しておきながら・・・

メソメソしている娘に、心の中で

せっかく夏休み明けたんだから、休むとか勘弁してくれよぉ

とオロオロし、

学校側に伝えないなら解決のしようがないじゃん・・・

受け流すしかないんじゃない?

だんだんイライラしてくる!

でも

早く!今でしょ!共感!ねぎらい!負の連鎖ストップ!

と急かす私もいて、頭の中はカオス状態に。

そんなときに思い出したのが、以前たまたま読んでハッとさせられたこちらの記事です↓

簡単に言うと、

幼い頃に、感情を消化しきれていなかった親自身が、

潜在意識で、自分の子供に嫉妬している

確かこんなときは・・・と、自分のお腹に手を当てて

イライラの原因となっているであろう、自分の中にいる幼い自分を想像してみました。

すると、私の中の幼い私は、明らかに長女に嫉妬していました。

小4の私
小4の私

あなたはいいよね(怒)、お母さんにそういうこと相談できて(怒)

ずるいずるい!

とめっちゃ怒りながら、

小4の私
小4の私

私なんて、共感なんて絶対してもらえなかったんだからぁ(涙)

私のお母さんなんて、普段ぜんぜん私の話なんて聞かないくせに、

後で友達のお母さんから学校の事を聞くと「なんで言わなかったの!知らなくて恥ずかしかったでしょ!」とか激怒したんだからぁぁ!

号泣していました。

なので、まずは長女の話を聞きながら、自分のお腹(小さい自分がいることをイメージ)をなでて

自分の中にいる幼い自分を落ち着かせることが必要でした。

イライラが消え、心からの共感ができるようになる

ひとしきり自分のお腹をなでて心の中で幼い自分をなだめると、

長女の話をイライラせずに聞けるコンディションになってきました。

誰それがうるさいとか、誰それが学級委員なのに注意しないなどの長女の話を

「そうなんだね」「それはイヤだね」などと聞いているうちに、

長女が辛いと感じている部分がだんだん見えてきました。

私、そもそも周りに人がたくさんいてザワザワしているの、ダメなんだよね

私、誰かが怒られてるの見ると、なんか自分もダメージ受けるんだよね

・・・

それ、すごくわかるよ!

ちなみに長女は今、教室の一番真ん中の席なんだそうです。

長女は比較的活発な方で、自分とは性格がだいぶ違うと思っていたけど、

そっくりな部分もあることがわかりました。

ごめんね、もともとの繊細さもあるのかもしれないけど、

頭の中の大爆発を起こす前の、

私の不安定な子育てがそうしちゃったのかもしれないね・・・

と心の中では反省の気持ちも出てきましたが、

何はともあれこのとき、私は長女に心からの共感ができたのでした。

しばらくすると長女の涙は止まっていて、最終的に

眠いから静かにして

と言い放って寝ました。おい(笑)

翌朝、長女は普通に登校

翌朝。

けろりと普通に起きてきて、学校の支度をする長女の姿がありました。

出がけに玄関で、「大丈夫なの?」と聞いてみると長女は

まぁ、嫌だけど、しゃーないよね・・・

と言って、次女とともに出ていきました。

玄関先で

そうなんだよ・・・

自分にはどうにもできない理不尽なことが、これからも沢山あるよ。

その中で、自分はどう生きていくかなんだよね。

と感慨深く思いながら、今朝は少し遠くに行くまで見送りました。

まとめ:大事なのは、「解決法の提示」よりも「共感」。そのために・・・

まずは親が、自分の心の声を意識しよう

ああ、なんだ・・・あれでよかったんだ

長女の話に共感する前、私は

  • 学年主任の先生に話してみようか?
  • よっぽど辛いときは保健室に行ったら?
  • 耳栓とか・・・(それじゃあ先生の授業も聞こえないよねと一人でツッコんだ)
  • 早く寝て、体調を整えたほうが受け流せるよ
  • ちょいとお父さんの意見も聞いてみようか?

など、

思いつく限りの解決法を挙げましたが、長女の涙は止まりませんでした。

でも、心から共感することができたと私が感じたあたりから、おさまった・・・。

今回実感したことは、

「解決法」ではなく、「母にわかってもらえた」という感覚で、娘は満足した。

そして、

親の心の中が冷静でないうちは、「共感」はできない

ということでした。

心の中で幼い私があんなに暴れていたら無理です、絶対に。

親自身が、心の中の幼い自分を大事にしてなだめてからだと、

嫉妬などのしがらみがない状態で、

娘との間にいい感じの距離が生まれます。

するとやっと、自然な共感ができるんですね。

関連記事:「「大人になる」とは?吉本ばなな「おとなになるってどんなこと?」を読んでのポイントと感想

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